気管支喘息
「風邪をひくたびにゼーゼーする」「夜や明け方に咳が続く」
このような症状を繰り返す場合、気管支喘息(小児喘息)の可能性があります。
気管支喘息は、気道(空気の通り道)に慢性的な炎症が起こり、さまざまな刺激に対して気道が過敏になる病気です。適切な治療を続けることで、多くのお子さんは普段どおり元気に生活や運動ができます。
気管支喘息は、気道に慢性的な炎症が続くことで、空気の通り道が狭くなり、
を繰り返す病気です。
発作がない時は元気に見えることも多いですが、炎症は残っていることがあるため、症状が落ち着いていても治療を継続することが大切です。
小児喘息の多くは乳幼児期〜学童期に始まり、成長とともに症状が軽くなるお子さんもいますが、適切な治療を受けずに炎症が続くと重症化することもあります。
喘息では次のような症状がみられます。
✅ ゼーゼー・ヒューヒューする
✅ 咳が長引く
✅ 夜中や明け方に咳き込む
✅ 運動すると咳が出る
✅ 笑った後・泣いた後に咳が止まらない
✅ 風邪をひくたびにゼーゼーする
子どもの喘息では、風邪をきっかけにゼーゼー(喘鳴)を繰り返すことが特徴です。ただし、発作が軽い場合や受診時には喘鳴が目立たず、「夜だけ咳が続く」「風邪のたびに咳が長引く」といった症状が主になることもあります。
喘息は一つの原因だけで起こる病気ではありません。
などへのアレルギーが関係することがあります。
乳幼児では風邪をきっかけに喘息発作を起こすことが多くあります。
特に
などは喘息症状を悪化させることがあります。
などでも症状が悪化することがあります。
発作がない時でも、毎日の生活環境を整えることが大切です。
吸入ステロイド薬などの長期管理薬は、症状がなくても医師の指示どおり続けることが大切です。
苦しそうな場合は早めに受診しましょう。
次の症状は重症発作の可能性があります。
迷った場合も早めに受診してください。
症状が落ち着いていれば登園・登校できます。
ただし、
は無理をせず休養しましょう。
運動は喘息が十分にコントロールされていれば基本的に可能です。
学校や園には、
を共有しておくと安心です。
当院では、小児科専門医が喘息の診療を行っています。
お子さんの年齢や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる治療をご提案します。
成長とともに症状が軽くなるお子さんは多くいます。しかし炎症が完全になくなるわけではない場合もあり、自己判断で治療を中止しないことが大切です。
喘息がよくコントロールされていれば、運動を制限する必要はありません。
運動で症状が出る場合は、運動前に吸入薬を使用や、普段のお薬を調整するなどの方法があります。
咳だけが長く続く喘息もあります。学童期以降では、よくみられます。
夜間や明け方の咳、風邪のたびに長引く咳がある場合は、一度ご相談ください。