あたまのかたち外来
あたまのかたち外来
「後頭部が平らになっている気がする」
「左右で頭の形が違う」
「向きぐせがある」
「健診で頭の形について相談を勧められた」
このようなお悩みはありませんか?
赤ちゃんの頭の形は、生後数か月の間に大きく変化します。多くは位置的頭蓋変形と呼ばれるもので、適切な時期に診察を受けることで、ご家庭でのケアで様子をみられるのか、ヘルメット治療を検討した方がよいのかを判断できます。
みずたまこどもクリニックでは、小児科専門医が赤ちゃんの頭の形を丁寧に診察し、ご家族と相談しながら最適な治療方針をご提案します。
✅ 後頭部が平らになっている(絶壁)
✅ 左右で頭の形が違う(斜頭症)
✅ 頭が横に広く見える(短頭症)
✅ 向きぐせが強い
✅ おでこや耳の位置が左右で違う
✅ 健診で相談を勧められた
✅ ヘルメット治療が必要か知りたい
赤ちゃんの頭は、生まれたばかりの頃はとても柔らかく、脳の成長に合わせて大きくなるよう、複数の骨が「頭蓋縫合(とうがいほうごう)」という柔らかいつなぎ目でつながっています。
そのため、生後数か月は外からの圧力の影響を受けやすく、向きぐせや同じ向きで寝ることなどにより頭の形が変化することがあります。
このような状態を位置的頭蓋変形といい、多くの赤ちゃんにみられます。
位置的頭蓋変形は、ひとつの原因だけで起こるものではなく、いくつかの要因が重なって生じると考えられています。
主な要因として
などがあります。
これらが重なることで頭の一部に圧力がかかり続け、絶壁・斜頭症・短頭症につながることがあります。
最も多くみられるタイプです。
後頭部の左右どちらかが平らになり、頭を上から見ると平行四辺形のような形になります。
変形が強くなると
がみられることがあります。

後頭部全体が平らになり、頭を上から見ると横幅が広く、前後が短く見える状態です。

頭が前後に長く見えるタイプです。
早産児やNICU管理を受けた赤ちゃんでみられることがあります。

頭の形が気になる赤ちゃんの多くは位置的頭蓋変形ですが、ごくまれに頭蓋縫合早期癒合症という病気が隠れていることがあります。
当院では
を総合的に評価し、必要に応じて小児脳神経外科へご紹介します。
当院では、**「まずヘルメット治療」ではなく、「お子さまに最適な治療を選択すること」**を大切にしています。
頭の形や月齢、変形の程度を評価したうえで、
を組み合わせてご提案します。
タミータイムとは、赤ちゃんが起きている時間に保護者が見守りながら行う「うつぶせ遊び」です。
期待される効果
最初は1〜2分程度から始め、少しずつ時間を延ばしていきます。
睡眠中は必ずあお向けで寝かせましょう。
「あお向け寝だと絶壁になるのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
しかし、あお向け寝は乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防のため世界中で推奨されている寝かせ方です。
頭の形が気になる場合でも、睡眠中は必ずあお向け寝を続けてください。
中等度以上の位置的頭蓋変形では、ヘルメット治療が選択肢となることがあります。
ヘルメットは頭を押して形を変えるものではなく、赤ちゃん自身の頭の成長を利用し、バランスよく頭が成長できるようサポートする治療です。
一般的には、生後4〜6か月頃に開始を検討することが多く、生後6か月頃までの受診がおすすめです。

当院では、**Berry(ベビーバンド)**による頭蓋形状矯正ヘルメット治療に対応しています。
Berryヘルメットは、日本で承認を受けた頭蓋形状矯正ヘルメットで、赤ちゃん一人ひとりの頭の形に合わせてオーダーメイドで作製されます。
頭の形を外から押して変えるのではなく、赤ちゃん自身の頭の成長を利用して、平らな部分が自然に成長できる空間を確保しながら、バランスよく頭の形を整える治療です。

3Dスキャンで頭の形を計測し、お子さま一人ひとりに合わせたヘルメットを作製します。成長に合わせて定期的に調整を行いながら治療を進めます。
Berryでは、3Dデータを活用して採寸・設計・製造・経過観察を行うシステムが導入されています。治療経過もデータとして確認しながら進めることができます。
ヘルメットは長時間装着することを考慮し、通気性や軽量性に配慮した構造となっています。赤ちゃんができるだけ快適に治療を続けられるよう設計されています。
ヘルメット治療では、作製して終わりではありません。
月に1回程度ご来院いただき、
などを確認しながら、必要に応じて調整を行います。
Berryでは、ご家庭で装着時間を記録できる専用アプリが利用できます。
装着状況や頭の形の変化を記録・確認しながら治療を進められるため、ご家族も治療経過を把握しやすくなっています。


赤ちゃんの全身の発育や発達も含めて評価します。
診察から治療、経過観察まで一貫して行います。
必要に応じて小児脳神経外科などの専門医療機関と連携します。
周囲を気にせずゆっくりご相談いただけます。
通院しやすい立地です。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 相談料(初診時)* | 保険診療 |
| 3D測定料** | 5,500円 |
*初回相談は、保険診療になるため、お住まいの地域により負担額が変わります。
**3D測定料は、3Dカメラを使用したあたまのかたち測定をした方で、当日にヘルメット作成に至らなかった方。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| ヘルメット料金 | 36万円 |
*ヘルメット料金には、ヘルメット作成時およびフォロー時の撮影料、調整料等を含みます。
準備中
はい。もちろんご相談いただけます。
「様子を見てもよいのか知りたい」「ヘルメット治療が必要か判断してほしい」というご相談だけでも構いません。
早めにご相談いただくことで、ご家庭でできるケアや今後の見通しについてもご説明できます。
生後2〜6か月頃の受診がおすすめです。
特に生後4〜6か月頃は、頭の形を評価し、ヘルメット治療が適しているかどうかを判断しやすい時期です。
月齢が低いうちほど治療の選択肢も広がります。
頭の形が気になった時点で、いつでもご相談いただけます。
特に、生後2〜6か月頃は頭が大きく成長する時期であり、ご家庭でのケアやヘルメット治療など、さまざまな選択肢を検討しやすい時期です。
もちろんです。
「少し絶壁が気になる」「様子を見ていてよいのか知りたい」「ヘルメット治療が必要か相談したい」といったご相談だけでもお気軽に受診してください。
はい、ご相談いただけます。
セカンドオピニオンとしてのご相談も歓迎しております。
紹介状がなくても受診いただけます。
健診や他院で頭の形について指摘を受けた場合は、紹介状や母子健康手帳などをお持ちいただくと診療の参考になります。
はい。
流山市だけでなく、松戸市・柏市・三郷市・吉川市・野田市・我孫子市など近隣地域からも受診いただけます。
軽度の位置的頭蓋変形では、成長や寝返り・お座りの開始とともに改善することがあります。
一方で、中等度以上では自然改善だけでは十分でない場合もあります。
位置的頭蓋変形そのものが脳の発達へ直接影響することを示す明確な根拠はありません。
ただし、病気との見分けが大切です。
頭の形や顔立ちには遺伝的な要素もありますが、多くの位置的頭蓋変形は向きぐせや寝る姿勢など、生後の生活環境が関係しています。
はい。
向きぐせは位置的頭蓋変形の大きな原因の一つです。
筋性斜頸などが隠れていることがあります。
診察では首の動きも確認します。
ほとんどのお子さんでは診察のみで評価できます。
必要な場合のみ専門医療機関で画像検査を検討します。
睡眠中の使用は避けてください。
米国小児科学会(AAP)の2022年ガイドラインでも、枕やふとんなどの柔らかいものは赤ちゃんが寝る場所に置かないよう推奨されています。
睡眠中の使用は、有効性・安全性を示す科学的根拠も現時点では確立されていません。
起きている時間に保護者が見守りながら行うタミータイムは、後頭部への圧迫を減らし、首や体幹の発達を促すことが期待されます。
いいえ。
頭の形や月齢、変形の程度を評価したうえで、必要な場合のみご提案します。
もちろんです。
経過観察やご家庭でのケアが適している場合もあります。
生後8か月以降でも治療を検討できる場合があります。
まずは診察で適応を判断します。
Berryは赤ちゃん一人ひとりの頭の形に合わせて作製する医療用ヘルメットです。
軽量で通気性に配慮され、成長に合わせて定期的に調整しながら治療を進めます。
頭を押したり締め付けたりする治療ではありません。
赤ちゃん自身の頭の成長を利用する治療です。
一般的には1日約23時間装着します。
頭の形や開始月齢によって異なりますが、一般的には数か月程度です。
初回の相談については、保険診療になります。その後に、3Dカメラ撮影や位置的頭蓋変形に対するヘルメット治療をご希望される場合は自費診療です。
初回は診察・評価を行い、適応がある場合に治療計画をご説明します。
そのため、初回受診当日にヘルメットを装着することはありません。
多くのお子さんは数日から1〜2週間ほどで慣れていきます。
はい。
睡眠中も含めて装着するのが一般的です。
はい。
授乳や離乳食、お散歩など、普段どおりの生活を送ることができます。
はい。
多くのお子さんがヘルメットを装着したまま通園しています。
はい。
汗をかきやすい季節は皮膚の状態を確認しながら治療を進めます。
軽い赤みがみられることがありますが、多くは時間とともに改善します。
必要に応じて調整を行います。
治療終了後に頭の形が急に元に戻ることは一般的にはありません。
ただし、治療効果には個人差があります。
はい。
双子や多胎児では頭の形が気になることも少なくありません。
お一人ずつ頭の形を評価し、それぞれに適した治療や経過観察をご提案します。