子どもの気管支喘息(小児喘息)

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気管支喘息

子どもの気管支喘息(小児喘息)

どんな病気?

気管支喘息は、気道に慢性的な炎症が続くことで、空気の通り道が狭くなり、

  • ゼーゼー(喘鳴)
  • ヒューヒューという呼吸
  • 息苦しさ

を繰り返す病気です。

発作がない時は元気に見えることも多いですが、炎症は残っていることがあるため、症状が落ち着いていても治療を継続することが大切です。

小児喘息の多くは乳幼児期〜学童期に始まり、成長とともに症状が軽くなるお子さんもいますが、適切な治療を受けずに炎症が続くと重症化することもあります。

主な症状

喘息では次のような症状がみられます。

✅ ゼーゼー・ヒューヒューする

✅ 咳が長引く

✅ 夜中や明け方に咳き込む

✅ 運動すると咳が出る

✅ 笑った後・泣いた後に咳が止まらない

✅ 風邪をひくたびにゼーゼーする

子どもの喘息では、風邪をきっかけにゼーゼー(喘鳴)を繰り返すことが特徴です。ただし、発作が軽い場合や受診時には喘鳴が目立たず、「夜だけ咳が続く」「風邪のたびに咳が長引く」といった症状が主になることもあります。

原因

喘息は一つの原因だけで起こる病気ではありません。

アレルギー体質

  • ダニ
  • ハウスダスト
  • 花粉
  • ペット

などへのアレルギーが関係することがあります。

ウイルス感染

乳幼児では風邪をきっかけに喘息発作を起こすことが多くあります。

特に

  • RSウイルス
  • ライノウイルス

などは喘息症状を悪化させることがあります。

その他の誘因

  • 運動
  • 気温差
  • タバコの煙
  • 黄砂・PM2.5
  • 花火や線香の煙
  • 強い香り
  • ストレス

などでも症状が悪化することがあります。

家庭でできるケア

発作がない時でも、毎日の生活環境を整えることが大切です。

室内環境を整える

  • ダニ対策を行う
  • 寝具を清潔に保つ
  • こまめに掃除する
  • 室内禁煙にする

処方薬を続ける

吸入ステロイド薬などの長期管理薬は、症状がなくても医師の指示どおり続けることが大切です。

発作時は

  • 落ち着いて座らせる
  • 処方されている発作時吸入薬を使用する
  • 呼吸状態を観察する

苦しそうな場合は早めに受診しましょう。

受診の目安

当日中に受診

  • ゼーゼーが続く
  • 咳で眠れない
  • 発作を繰り返す
  • 発作時の薬を使っても改善しない

すぐに医療機関へ(救急受診)

次の症状は重症発作の可能性があります。

  • 呼吸がとても苦しそう
  • 肩や胸を大きく動かして呼吸している(陥没呼吸)
  • 会話や授乳ができない
  • 顔色や唇が青白い・紫色になる
  • ぐったりしている
  • 意識がぼんやりする

迷った場合も早めに受診してください。

保育園・幼稚園・学校は?

症状が落ち着いていれば登園・登校できます。

ただし、

  • 発作中
  • 息苦しさが残る
  • 夜間に強い発作があった翌日

は無理をせず休養しましょう。

運動は喘息が十分にコントロールされていれば基本的に可能です。

学校や園には、

  • 喘息があること
  • 発作時の対応
  • 必要なお薬

を共有しておくと安心です。

当院でできる診療

当院では、小児科専門医が喘息の診療を行っています。

  • 丁寧な問診・診察

  • 喘息かどうかの評価

  • 吸入治療

  • 長期管理薬(吸入ステロイドなど)の調整

  • 吸入方法の指導

  • アレルギー検査(必要に応じて)

  • 呼吸機能検査・呼気NO検査

  • アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの合併症も含めた診療

お子さんの年齢や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる治療をご提案します。

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*順次公開予定。 青字の項目は公開中。

よくある質問

喘息は治りますか?

成長とともに症状が軽くなるお子さんは多くいます。しかし炎症が完全になくなるわけではない場合もあり、自己判断で治療を中止しないことが大切です。

運動はしても大丈夫ですか?

喘息がよくコントロールされていれば、運動を制限する必要はありません。

運動で症状が出る場合は、運動前に吸入薬を使用や、普段のお薬を調整するなどの方法があります。

咳だけでも喘息ですか?

咳だけが長く続く喘息もあります。学童期以降では、よくみられます。

夜間や明け方の咳、風邪のたびに長引く咳がある場合は、一度ご相談ください。

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