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子どもの日焼け対策
~紫外線からお子さまの肌を守りましょう~
こんにちは。みずたまこどもクリニック院長の田中瑞恵です。
梅雨の時期になると、「まだ真夏ではないから紫外線対策はもう少し先でいいかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、紫外線は真夏だけでなく、5~8月にかけて非常に多くなります。特に6月の紫外線は真夏並みで、雨の日などでも紫外線は降り注いでおり、注意が必要です。
子どもの肌は大人よりデリケートです。これからの季節に知っておきたい日焼け対策についてお話しします。
日焼けは「軽いやけど」
日焼けは単に肌が黒くなることではありません。
紫外線によって皮膚に炎症が起こった状態で、いわば「軽いやけど」です。
紫外線を浴びすぎると、
・肌が赤くなる
・ヒリヒリ痛む
・水ぶくれができる
・将来のシミやしわの原因になる
・皮膚がんのリスクを高める
ことが知られています。
特に子どもの頃に強い日焼けを繰り返すことは、将来の皮膚への影響につながる可能性があります。
日焼け止めより大切なこと
紫外線対策というと日焼け止めを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、紫外線対策の基本は日焼け止めだけではありません。
まずは
🌳 日陰を利用する
👒 帽子をかぶる
👕 長袖やラッシュガードを活用する
ことが大切です。
特に紫外線は10時~14時頃に強くなるため、長時間の屋外活動では意識して日陰を利用しましょう。
帽子や衣類も大切な紫外線対策
帽子は顔だけでなく、耳や首の後ろも守れる「つばの広いタイプ」がおすすめです。
また、長袖やラッシュガードなどの衣類は、紫外線対策の強い味方です。
「日焼け止めを塗ったから大丈夫」ではなく、
日陰
+
帽子
+
衣類
+
日焼け止め
と組み合わせることが大切です。
日焼け止めの選び方
日焼け止めには「SPF」と「PA」が表示されています。
SPFは、肌が赤くなる原因となる紫外線(UVB)を防ぐ目安です。
PAは、肌の奥まで届く紫外線(UVA)を防ぐ目安です。
目安としては、
【お散歩・通園】
SPF15~20
PA++
【公園遊び・運動会】
SPF20~30
PA++~+++
【海・プール・キャンプ】
SPF30~50
PA+++~++++
程度で十分なことが多いとされています。
数字が高ければ良いというわけではありません。
生活に合ったものを選びましょう。
日焼け止めは塗り方も大切
日焼け止めは、
「何を使うか」
よりも
「どう使うか」
が大切です。
十分な量を塗らないと、表示どおりの効果は得られません。
また、
・耳
・首の後ろ
・手の甲
・足の甲
は塗り忘れやすい場所です。
忘れずに塗りましょう。
さらに、
💧汗をかいた後
🏊水遊びの後
🧺タオルで拭いた後
⏰2~3時間ごと
を目安に塗り直すことも大切です。
赤ちゃんの日焼け対策
6か月未満の赤ちゃんでは、まず日陰や衣類による紫外線対策を心がけましょう。
ベビーカーの日よけや帽子を活用し、直射日光を避けることが大切です。
長時間の外出が必要な場合には、低刺激の日焼け止めを補助的に使用することもありますが、まずは物理的な紫外線対策が基本です。
こんなときは受診をご検討ください
日焼けの多くは冷やすなどのご家庭でのケアで改善しますが、次のような場合には受診をおすすめします。
□ 赤みや痛みが強い
□ 水ぶくれができている
□ 顔全体や広い範囲が真っ赤になっている
□ 発熱やぐったりした様子がある
□ 水分がとれない
□ 強い頭痛や吐き気がある
□ 数日たっても改善しない
特に、水ぶくれを伴う日焼けは「やけど」と同じような状態です。
無理に水ぶくれをつぶさず、早めにご相談ください。
院長からひとこと
紫外線対策は「外遊びをやめること」ではありません。
子どもたちにとって外遊びは、心や体の成長にとても大切です。
日陰を利用する、帽子をかぶる、必要に応じて日焼け止めを使う。
そんな少しの工夫で、お子さまの肌を紫外線から守ることができます。
今年の夏も元気に外遊びを楽しめるよう、ご家族みんなで紫外線対策を始めてみましょう。






